ドイツ製コントラバスで、前の持ち主から1930年頃の物と聞いています。中のラベル（写真3）からアメリカに輸出された楽器のようです。
サイズ（おおよその値です）は本体長さ（エンドピン除く） 180cm、上の幅 51cm、下の幅62cm、厚さ20cm。裏板はフラット。ヨーロッパサイズの3/4、ちょっと小振りで女性にも弾きやすいかなと思います。
締まった低音の乾いた音ですが、アメリカにあっただけあって？写真4のように修理後の仕上げはよくありません。
入手後にベース専門店でノイズ音の修理、指板調整、駒の交換、ピックアップ（FISHMAN FullCircle ピンジャック部分を自分で交換してあります）の取り付けなどをしています。
弦は前にオリーブを使っていてナットと駒の溝を少し広げたので、今は太い弦のドミナントを張っています。（G線D線は古いパッケージのもので色が今のとは違います）
なおこれから細い弦に替えた時にビビリが出なければそのままでOKです。出た時は溝埋めの修理が必要ですが、応急処置としては紙を挟む等で対処できます。
ケースは日本製で高級な物ではありませんが、サイズがちょうどで持ち手ポケットが多く使いやすいです。
こちら江東区で手渡し（自宅か地下鉄の駅など）としますが、東京都隣県位でしたら、交通費実費負担してもらえれば車で運んでも可です。